薬の恐怖
痙攣は怖い。怖いけれど周りを見ると、熱性痙攣はそう珍しいものではないらしいという事や、今までの痙攣は時間が短かったという事もあり、あくまでも娘の場合だが、痙攣自体で脳に影響を及ぼしたりはなさそうだと、少し安心していた。
しかし、土曜日の診察で「喘息の薬と痙攣の関連性についてTVで放送された」と聞いて検索し、初めて記事を読んだ。青くなった。ここで問題にされている商品名テオドール(一般名テオフィリン)は娘が生まれてからずーっと飲み続けている薬だからだ。 テオドールが痙攣を引き起こす可能性がある事は、痙攣で入院した時にその担当医から、また主治医からも聞いたので認識はあった。しかしこんなにも脳に障害を残す可能性があったとは、今までの痙攣は全て単純な熱性痙攣だったのだと思っていた私は、ショックでボーゼンと画面を眺めてしまった。 勿論主治医は今まで「仕方なく」処方していたのだ。娘の胸の状態と痙攣の危険性を常に秤にかけ、処方してくれていた。痙攣入院後はテオドールをおいおいやめる方向で、一日二回を一回に変更してもいた。きちんと判断した上での処方だったという事は私も理解している。 しかし今回また痙攣してしまった。痙攣の原因がテオドールかどうかは分からないが、可能性はゼロではない。ここ数ヶ月胸の状態がいい事も踏まえ、土曜日からテオドールの中止が決定された。薬をやめた事で万が一胸の状態が悪化するような事があったら今度は別の薬を処方してくれるとの事。その薬は先月出たばかりらしい。 薬の専門家ではない私たちは全面的に医師の指示に従うしか出来ない。でも知識を幅広く持っておいて、分からないなりにも確認して納得していかないといけない、必要ならセカンド・オピニオンを受けるとかしていかないといけないと、この記事を読んで改めて思った。 ちなみにTV報道は、12月7日テレビ朝日「報道ステーション」で「予防という落とし穴 小児ぜんそく薬で急性脳症」という放送。 それからついでに熱性痙攣について。何度か熱性痙攣を起こした子は4~5歳までその危険性があるとの事。チビで生まれたけど3歳位でもろもろみんなに追いつくだろうと思っていたのでこれまたちょっとショックな言葉だった。仕方が無いけどね・・・ 風邪をひかないように、というにはなかなか難しいけれど、とにかく熱を上げないように、十分に気をつけよう。私が彼女に出来る事はそれ位なんだから。
by midori_cchi
| 2007-01-15 17:26
| 日記
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